グラフィックデザイン科の2年生が、
「静岡おでん」のキャラクターデザイン発表会を実施しました。
このプロジェクトは、創業77年を迎える名店「静岡おでん おがわ」さんが、
若い世代に静岡おでんの魅力を伝え、ファンを増やしたいという思いからスタートしたものです。
シズデ生たちが実際に店舗を訪れ、取材を通じて「静岡おでん おがわ」さんの歴史や味へのこだわりを学び、
それぞれの視点でキャラクターを企画・制作しました。
発表会当日は、店舗スタッフや静岡商工会議所の職員の方々5名が審査員を務め、
30名のシズデ生によるプレゼンテーションを実施しました。
審査の結果、4名の作品が入賞し、
最優秀賞には出水麻結さんの「おでん力士 おがわ部屋」が選ばれました。
ユニークな発想と親しみやすいビジュアルが高く評価され、
今後は店内装飾やスタッフTシャツへの展開が予定されています。
シズデでは、デザインの基礎技術だけでなく、実社会とつながる実践的な学びを重視しています。
今回のように、実際のクライアントとのやり取りやプレゼンテーションを通じて、
シズデ生たちは「伝える力」や「提案力」を養い、
将来の就職活動や職業生活に直結する貴重な経験を積んでいます。
今後も地域との連携を通じて、創造力と実践力を育む教育を展開してまいります。