6月5日(木)~7日(土)に開催された
静岡の家具と木工技術の展示会「FASS」に、プロダクトデザイン科の3年生が出展しました。
静岡で70回続いた「シズオカKAGUメッセ」が中止となり、
有志の職人の方々が新たに立ち上がって開催されたこの「FASS」
シズデにもブース枠をいただき、
学生一人ひとりがデザインから設計、製作までを手がけた12脚のオリジナルチェアを出展。
第1回目の記念すべき機会に参加させていただけたことに、心より感謝申し上げます。
椅子は、ライフスタイルの中からテーマを見つけ、
理想を形にするというプロダクトデザイン科の学びの集大成として制作されたものです。
来場されたお客様に対して、作品についてプレゼンを行い、
デザインの意図や製作過程、素材の選定理由などを丁寧に説明する姿は、
「伝える力」を備えたデザイナーとしての成長を感じさせるものでした。
見学に訪れた後輩たちにも、自身のこだわりや工夫を語る姿が印象的でした。
また、今回の展示会には多数のシズデ卒業生も参加しています。
その中で今回紹介するのは「挽物所639」代表 百瀨聡文さん。
百瀨さんは、静岡市伝統技術秀士 岸本政男氏、岸本真紀氏のもとで修行を積み、2011年に独立。
現在は「挽物を通じて幸せと感動を共に創り出す」ことを理念に、
唯一無二の作品づくりに取り組んでいます。
シズデでは、社会や暮らしの変化に対応できる柔軟な発想力と、
実践的な技術力を育む教育を行っています。
今後も、地域と連携した学びを通じて、次代のクリエイターを育成してまいります。
↓FASS イベントHP↓
FASS – 静岡の家具と木工技術の展示会 2025.6/5 – 6/7 @ツインメッセ静岡北館