
- テクニカル専攻
- アパレルデザイン専攻
文部科学省認定職業実践専門課程
3年制/定員20名
まだ世の中にない一着を生み出す。
美学やポリシーを落とし込みながらクリエイティブな作品を作り出すファッションデザイン。物や出来事、音楽などから刺激を受け、表現したいものを探しながら作品がつくられていきます。歴史や環境、世界の出来事などにも関心を持ちながら技術を身につけていくことで、ファッションを通じて社会に関わることができる人材を目指します。
- 目指す職業
- ファッションデザイナー/アパレルデザイナー/パタンナー/ソーイングスタッフ/ファッションリフォーマー/コスチュームデザイナー/衣装スタッフ/商品企画MD・生産管理/ファッションアドバイザーなど
- 目指す職場
- ファッション(アパレル)業界/繊維関連企業/衣装デザイン会社など
- 取得を目指す資格
- パターンメイキング技術検定/洋裁技術検定/専門学校専修過程准教員認定/AFT色彩検定/パーソナルカラー検定/ファッションビジネス能力検定
主なカリキュラム
1年次
企画、デザイン、発想法を追求。パターン、ソーイングなど自らの手で技術の基礎を学び、ファッションに通じる幅広い視野と感性を養います。
- ソーイング(150)
- パターンメイキングⅠ(90)
- ファッションデザインⅠ(60)
- アパレル素材論Ⅰ(30)
- デザインリサーチ(90)
- デジタルアプリケーションⅠ(60) ほか
2年次
それぞれの専攻に分かれてより専門的に学びます。オリジナルブランドやコンテストへの挑戦によってスキルや表現力を伸ばしていきます。
- ドレーピングⅡ(30)
- アパレルCAD(30)
- マーケティング(30)
- アントレプレナー(30)
- 接客技法(90)
- ブランドプロデュースⅠ(120) ほか ほか
3年次
オリジナルブランドの商品化をはじめ、実践的でクリエイティブな課題を通じてファッションの世界で生き抜く個性を確立していきます。
- ハンドテクニック(60)
- パターンメイキングⅢ(30)
- ファッショントレンドⅢ(30)
- ブランドプロデュースⅡ(180)
- クリエイティブワーク(卒業制作)(480)
- プロモーションワーク(60) ほか
デザインや服飾造形に関する基礎を習得しながら、2年次からは専攻に分かれて技術を高めます。
テクニカル専攻
パターンや縫製を学び、ドレーピング、アパレルCADを習得していきます。様々な生産システムに対応できる高い技術を身につけます。
- パターンメイキング
- 服飾造形
- アパレル素材論
- ドレーピング
アパレルデザイン専攻
パターンや縫製を学び、ドレーピング、アパレルCADを習得していきます。様々な生産システムに対応できる高い技術を身につけます。
- ファッションデザイン画
- マーケティング
- ブランドディレクション
- ブランドプロデュース
PICKUP

ファッションデザイン画
人体構造の理解から素材の彩色方法、衣服の描画テクニックを習得し、その技術を持って全国規模のコンテストにチャレンジします。

デザイン研究
世界に通じるクリエイションの可能性を研究し、創造力と表現力を伸ばしていきます。こうした研究がオリジナリティの追求につながります。

ブランドディレクション
期間限定のオリジナルブランドを立ち上げ企画、デザイン、生産、販売に至るまで、ファッション業界と同じ工程を経験する実践授業です。
アドミッションポリシー[求める学生像]
- 衣服・テキスタイル(素材)やファッションに興味や関心のある人。
- いろいろなことに興味を持ち、積極性と感受性が豊かであること。物事を追求する姿勢と、柔軟で多様な発想力を持つ人。
- コミュニケーションを通して、自分の考えをまとめ、表現することができる人。
- アイデアを表現するために専門知識・能力・技術に高い関心を持ち、それらを身につけたいと思っている人。
教員からのメッセージ

何かに感動することから、
ファッションデザインが動き出します。
ファッションを志す人たちには、常に世界への扉が開かれています。その可能性を信じて、広い視野を持って学んでほしいと思います。一着の服を作りあげるために必要なのは知識と技術だけではありません。服飾造形の技術は、表現したいものがあってこそ生きるもの。好きなことに出会ったり、壁にぶつかったり、その体験や感動が創造力のもとになります。コンテストへの挑戦も、地域で開催されるイベントへの参加も、卒業制作も大切な経験のそのひとつです。オリジナルブランドを立ち上げることも新しいコスチュームを生み出すこともできるスキルを身につけて、新しいファッションや文化を発信していきませんか。静岡県内で唯一ファッションデザインを学ぶことができる学科として、ファッションの可能性を追求していきます。
菅 麻紀
ファッションデザイン科 専任講師
ファッションデザイン科の特色
01デザイン力を伸ばすコンテストへの挑戦

若手クリエイターの登竜門である
「装苑賞」に挑みます。
与えられたテーマに対してデザインを考え、それを表現するための技術を磨くきっかけとなるのがコンテストへの挑戦です。数々のトップデザイナーを生み出してきた「装苑賞」もそのひとつで、ファッションデザイナーとしてデビューを掴む機会になります。一次選考を通過したてノミネートされた作品はWebサイトにも掲載されるなど、大きな成長の機会になります。
02大きな刺激を受けるファッションインターン体験

ファッションデザイナーのもとで
本物の技術に触れて学びます。
ファッションクリエイターや舞台衣装デザイナーのアトリエやスタジオを訪ね、デザインや製作、フィッティングなどの現場に触れる機会がファッションインターンです。ファッションに対する考え方や仕事への姿勢など、最前線で活躍するプロから直接話を聞くことで大きな刺激を受け、人間力を高めていきます。
03競い合って技術を磨く技能五輪全国大会

全国大会金賞を目指して挑み、
確かな技術とスピードを手に入れます。
社会人を含む日本国内の23歳以下の技術者が競い合う技能五輪。その洋裁部門において全国大会での金賞を目指して技術を磨いていきます。求められるのは手縫いでつくりあげる服飾造形の基本技術。与えられた課題をクリアしながら限られた時間の中でジャケットを美しく仕立てるトレーニングによって、大きく成長します。
04得意な技術をさらに伸ばす2つの専攻

将来の目的に合わせて専門性を高める
2つの専攻がスタートします。
2024年4月よりスタートする新たな学びの仕組みが2つの専攻による専門性の追求です。デザインを描き起こし、パターンから立体裁断、縫製など、一着の服をつくりあげる基本技術を身につけながら2年次からは専攻を選択し、将来の目標に向かってさらに専門性を高めていくことができます。専門性を身につけることで、将来の道がさらに開けます。